RMI の拡張

JDK 1.2 目次

リモートメソッド呼び出し (RMI) では、いくつかの機能が新たに拡張されました。リモートオブジェクト起動により、リモートオブジェクトへの持続的な参照、およびそれらの参照を使ったオブジェクトの自動起動がサポートされます。カスタムソケットファクトリにより、リモートオブジェクトは、そのオブジェクトへのリモート呼び出しに RMI が使うプロトコルを指定できます。カスタムソケットファクトリを使って、SSL などの安全なトランスポートを介した RMI のサポートも可能です。また、API の小規模な拡張としては、リモートオブジェクトのアンエクスポート、オブジェクト実装スタブの取得、スタブからのローカルオブジェクト実装の取得、および特定のポートのオブジェクトのエクスポートがあります。

• RMI 入門
  この RMI チュートリアルでは、おなじみの Hello World プログラムの分散システム版を Java の RMI (リモートメソッド呼び出し) を使って作成する手順を説明します。Hello World アプレットは、アプレットのダウンロード元のサーバにリモートメソッド呼び出しを行い、メッセージ Hello World! を取得します。
   
• カスタム RMI ソケットファクトリの作成
  カスタムソケットファクトリのチュートリアルでは、プログラマが選択したタイプのソケットを RMI ランタイムに使う、分散システム版 Hello World プログラムの作成方法を説明します。また、このチュートリアルでは、SSL ソケットを介して RMI を使う方法についても説明します。
   
• リモートオブジェクトの起動

起動チュートリアルでは、UnicastRemoteObject の起動可能オブジェクトへの移送、java.rmi.activation.Activatable から継承していないクラスの起動、および MarshalledObject を使った持続データの作成を通して、起動可能オブジェクトを定義する新しいクラスを作成する手順を説明します。

• RMI 仕様 ( Postscript 版、 PDF 版)
• RMI リリースノート

• java.rmi パッケージ
• java.rmi.dgc パッケージ
• java.rmi.registry パッケージ
• java.rmi.server パッケージ
• java.rmi.activation パッケージ

• rmic - Java RMI スタブコンパイラ - (Windows 版) (Solaris 版)
• rmiregistry - Java リモートオブジェクトレジストリ - (Windows 版) (Solaris 版)
• rmid - Java RMI 起動システムデーモン - (Windows 版) (Solaris 版)

• RMI と SSL について

• Java Remote Method Invocation (RMI) のホームページ

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