java.io
クラス PushbackReader

java.lang.Object
  |
  +--java.io.Reader
        |
        +--java.io.FilterReader
              |
              +--java.io.PushbackReader

public class PushbackReader

extends FilterReader

文字をストリームにプッシュバックできる文字ストリームリーダです。

導入されたバージョン:

JDK1.1

クラス java.io.FilterReader から継承したフィールド

in

クラス java.io.Reader から継承したフィールド

lock

コンストラクタの概要

PushbackReader(Reader in)
1 文字分のプッシュバックバッファを持つ、新しいプッシュバックリーダを作成します。

PushbackReader(Reader in, int size)
指定されたサイズのプッシュバックバッファを持つ、新しいプッシュバックリーダを作成します。

メソッドの概要

void	close() ストリームを閉じます。
void	mark(int readAheadLimit) ストリーム内の現在の位置にマークを設定します。
boolean	markSupported() このストリームが mark() オペレーションをサポートするかどうか、サポートしないのはどれなのかを調べます。
int	read() 単一の文字を読み込みます。
int	read(char[] cbuf, int off, int len) 配列の一部に文字を読み込みます。
boolean	ready() このストリームが読み込める状態になっているかどうかを判定します。
void	reset() ストリームをリセットします。
void	unread(char[] cbuf) 文字配列をプッシュバックするには、プッシュバックバッファの先頭にその文字配列をコピーします。
void	unread(char[] cbuf, int off, int len) 文字配列の一部をプッシュバックするには、プッシュバックバッファの先頭にその文字配列の一部をコピーします。
void	unread(int c) 単一の文字をプッシュバックします。

クラス java.io.FilterReader から継承したメソッド

skip

クラス java.io.Reader から継承したメソッド

read

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

PushbackReader

public PushbackReader(Reader in,
                      int size)

指定されたサイズのプッシュバックバッファを持つ、新しいプッシュバックリーダを作成します。

パラメータ:

in - 文字の読み込み元のリーダ

size - プッシュバックバッファのサイズ

例外:

IllegalArgumentException - サイズが <= 0 の場合

PushbackReader

public PushbackReader(Reader in)

1 文字分のプッシュバックバッファを持つ、新しいプッシュバックリーダを作成します。

パラメータ:

in - 文字の読み込み元のリーダ

メソッドの詳細

read

public int read()
         throws IOException

単一の文字を読み込みます。

戻り値:

読み込まれた文字。ストリームの終わりに達した場合は -1

例外:

IOException - 入出力エラーが発生した場合

オーバーライド:

クラス FilterReader 内の read

read

public int read(char[] cbuf,
                int off,
                int len)
         throws IOException

配列の一部に文字を読み込みます。

パラメータ:

cbuf - 宛先のバッファ

off - 文字の読み込み開始オフセット

len - 読み込む文字の最大数

戻り値:

読み込まれた文字数。ストリームの終わりに達した場合は -1

例外:

IOException - 入出力エラーが発生した場合

オーバーライド:

クラス FilterReader 内の read

unread

public void unread(int c)
            throws IOException

単一の文字をプッシュバックします。

パラメータ:

c - プッシュバックする文字

例外:

IOException - プッシュバックがいっぱいの場合、または他の入出力エラーが発生した場合

unread

public void unread(char[] cbuf,
                   int off,
                   int len)
            throws IOException

文字配列の一部をプッシュバックするには、プッシュバックバッファの先頭にその文字配列の一部をコピーします。このメソッドが返されると、次に読み込まれる文字は値 cbuf[off]、その次の文字は値 cbuf[off+1] と、値を順次保持していきます。

パラメータ:

cbuf - 文字配列

off - 文字のプッシュバック開始オフセット

len - プッシュバックする文字数

例外:

IOException - プッシュバックバッファに十分なスペースがない場合、または他の入出力エラーが発生した場合

unread

public void unread(char[] cbuf)
            throws IOException

文字配列をプッシュバックするには、プッシュバックバッファの先頭にその文字配列をコピーします。このメソッドが返されると、次に読み込まれる文字は値 cbuf[0]、その次の文字は値 cbuf[1] と、値を順次保持していきます。

パラメータ:

cbuf - プッシュバックする文字配列

例外:

IOException - プッシュバックバッファに十分なスペースがない場合、または他の入出力エラーが発生した場合

ready

public boolean ready()
              throws IOException

このストリームが読み込める状態になっているかどうかを判定します。

例外:

IOException - 入出力エラーが発生した場合

オーバーライド:

クラス FilterReader 内の ready

mark

public void mark(int readAheadLimit)
          throws IOException

ストリーム内の現在の位置にマークを設定します。PushbackReader クラスの mark は常に例外をスローします。

例外:

IOException - mark メソッドはサポートされていないので、常にスローされる

オーバーライド:

クラス FilterReader 内の mark

reset

public void reset()
           throws IOException

ストリームをリセットします。PushbackReader の reset メソッドは常に例外をスローします。

例外:

IOException - reset メソッドはサポートされていないので、常にスローされる

オーバーライド:

クラス FilterReader 内の reset

markSupported

public boolean markSupported()

このストリームが mark() オペレーションをサポートするかどうか、サポートしないのはどれなのかを調べます。

オーバーライド:

クラス FilterReader 内の markSupported

close

public void close()
           throws IOException

ストリームを閉じます。

例外:

IOException - 入出力エラーが発生した場合

オーバーライド:

クラス FilterReader 内の close