java.awt.image
クラス Kernel

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.image.Kernel

public class Kernel

extends Object

implements Cloneable

このクラスは Kernel オブジェクトを定義します。カーネルは一種の行列であり、指定されたピクセルについて、フィルタオペレーションで出力されるイメージ中での位置に対する値の計算に、あるピクセルとその周囲のピクセルがどのように影響するかを記述するマトリックスです。X 原点と Y 原点は、カーネルマトリックスの中で出力値の計算対象となるピクセル位置に対応する要素を示します。

関連項目:

ConvolveOp

コンストラクタの概要

Kernel(int width, int height, float[] data)
float の配列から Kernel オブジェクトを構築します。

メソッドの概要

Object	clone() このオブジェクトを複製します。
int	getHeight() 高さを返します。
float[]	getKernelData(float[] data) カーネルデータを行メジャーの順序で返します。
int	getWidth() 幅を返します。
int	getXOrigin() X 原点を返します。
int	getYOrigin() Y 原点を返します。

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

Kernel

public Kernel(int width,
              int height,
              float[] data)

float の配列から Kernel オブジェクトを構築します。そのデータ配列の最初の width*height 要素がコピーされます。データ配列の長さが width*height よりも小さい場合は、IllegalArgumentException がスローされます。X 原点は (width-1)/2 に、Y 原点は (height-1)/2 になります。

パラメータ:

width - カーネルの幅

height - カーネルの高さ

data - 行のメジャー順序のカーネルデータ

メソッドの詳細

getXOrigin

public final int getXOrigin()

X 原点を返します。

getYOrigin

public final int getYOrigin()

Y 原点を返します。

getWidth

public final int getWidth()

幅を返します。

getHeight

public final int getHeight()

高さを返します。

getKernelData

public final float[] getKernelData(float[] data)

カーネルデータを行メジャーの順序で返します。データ配列が返されます。data が null の場合は、新しい配列が割り当てられます。

パラメータ:

data - null でない場合は、返されるカーネルデータを格納する

clone

public Object clone()

このオブジェクトを複製します。

オーバーライド:

クラス Object 内の clone