Java

アプレットビューアのタグ

JDK 1.2 目次
アプレットビューアを使うと、Java のアプレットをブラウザを使わずに実行することができます。アプレットビューアは、アプレットの起動に直接関連しない HTML はすべて無視しますが、広範なアプレット起動構文を認識します。アプレットビューアが認識できる HTML コードは次の通りです。これ以外の HTMLコードは無視されます。

object

object タグは HTML 4.0 のタグで、HTML ページにアプレットとマルチメディアオブジェクトを埋め込むために使用します。また、Internet Explorer (IE) 4.x の HTML 3.2 用の拡張機能でもあり、Sun が提供する最新の Java Plug-in を使って IE 上で Java アプレットを実行することができます。
<object
  width="pixelWidth"
  height="pixelHeight"
>
  <param name="code" value="yourClass.class">
  <param name="object" value="serializedObjectOrJavaBean">
  <param name="codebase" value="classFileDirectory">
   ...
  alternate-text
</object>
注:

embed

embed タグは Netscape の HTML 3.2 用の拡張機能で、これを使うと HTML ページにアプレットやマルチメディアオブジェクトを埋め込むことができます。Netscape 4.x ブラウザ (HTML 3.2 をサポートしている) では、Sun が提供する最新の Java Plug-in を使って Java アプレットを実行することができます。
<embed
  code="yourClass.class"
  object="serializedObjectOrJavaBean"
  codebase="classFileDirectory"
  width="pixelWidth"
  height="pixelHeight"
>
   ...
</embed>
注:

applet

applet タグは、HTML ページにアプレットを埋め込むための HTML 3.2 独自のタグです。applet タグを使ってロードされたアプレットは、最新バージョンの Java プラットフォームを使っていないブラウザで実行されることもあります。アプレットを最新バージョンで確実に実行させるには、object タグを使って Java Plug-in をブラウザにロードします。すると、プラグインがアプレットを実行します。
<applet
  code="yourClass.class"
  object="serializedObjectOrJavaBean"
  codebase="classFileDirectory"
  width="pixelWidth"
  height="pixelHeight"
>
  <param name="..." value="...">
   ...
  alternate-text
</applet>
注:

app

app タグは、applet タグの省略形でしたが、現在はサポートされていません。アプレットビューアはこのタグを、現在サポートされている等価なタグに変換して出力します。
<app
  class="classFileName" (without a .class suffix)
  src="classFileDirectory"
  width="pixelWidth"
  height="pixelHeight"
>
<param name="..." value="...">
 ...
</app>
アプレットビューアでサポートされているタグとその結合方法については、「Java Plug-in HTML Specification」を参照してください。