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5.11 スタブとスケルトンコンパイラ

rmic スタブおよび rmic スケルトンコンパイラは、指定されたリモートオブジェクトを実装する適切なスタブとスケルトンをコンパイルします。コンパイラは、そのリモートオブジェクトのパッケージ修飾されたクラス名を、引数として呼び出されます。そのクラスは、あらかじめコンパイルに成功したものである必要があります。

- -v1.1 を指定すると、JDK 1.1 のスタブプロトコルバージョン用のスタブまたはスケルトンが作成される
  - -vcompat (JDK 1.2 のデフォルト) を指定すると、JDK 1.1 および 1.2 の両方のスタブプロトコルバージョンに互換性のあるスタブまたはスケルトンが作成される
  - -v1.2 を指定すると、JDK 1.2 のスタブプロトコルバージョン用のスタブだけが作成される (JDK 1.2 スタブプロトコルには、スケルトンは不要)
- -g を指定すると、デバッグ情報が生成される
  - -depend を指定すると、古くなったファイルが再帰的にコンパイルし直される
  - -nowarn を指定すると、警告が生成されない
  - -verbose を指定すると、コンパイラにより進行中の作業に関するメッセージが出力される
  - -classpath <path> を指定すると、入力ソースおよびクラスファイルを検索する場所が指定される
  - -d <directory> を指定すると、生成されたクラスファイルを置く場所が指定される
  - -J<runtime flag> を指定すると、Java インタプリタに引数が渡される


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