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JDBCTM-ODBC ブリッジの拡張 |
JDK 1.2 目次
JDBC |
Java プログラムでは、JDBC-ODBC ブリッジの機能を使って、JDBC とともに既存の多くの ODBC ドライバを使うことができます。ブリッジは、それ自体が sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver
クラスで定義されている JDBC ドライバです。ブリッジは、JDBC のサブプロトコル odbc
を定義しています。
JDBC-ODBC ブリッジは、暫定的なソリューションと考える必要があります。Java ソフトウェアと Intersolv はブリッジをさらに信頼性の高い堅牢なものにする作業を続けていますが、ブリッジをサポート製品とは考えていません。近い将来、Pure Java の JDBC ドライバが開発された時点で、JDBC-ODBC ブリッジは必要なくなります。
ODBC を直接使う場合と比べて、JDBC-ODBC ブリッジには次のような利点があります。
Java プログラマの理想は、ネイティブコードもプラットフォーム依存の機能も必要ない、Pure Java の世界です。しかし、すぐにでも開発を始めなければならず、Java だけで作られた JDBC ドライバが DBMS から提供されるのを待てない場合もあります。JDBC-ODBC ブリッジのように一部だけネイティブなドライバを使えば、Pure Java のドライバが利用できるようになったときに簡単に対応できるプログラムを作ることができます。
jdbc:odbc:
接続には、charSet
プロパティが追加されて、クライアントのデフォルト以外の文字符号化方式を指定できます。指定可能な値については、Java ソフトウェアの Web サイトの JDK 1.1 国際化の仕様を参照してください。